こんにちは。

やっと秋の足音が聞こえるようになりました。

今は母の老犬ワンコの介護で、あまり時間がありません。
寝たきりから、少し歩けるようになりました。
オムツはしてるし、まったくしゃべれないというか吠えません。
甘えん坊のクークーも言いません。
不思議です。
人で言うと脳梗塞で神経がやられてるかと・・・・・。
16才という年齢を考えると、これ以上の回復は厳しいかもしれません。

起き上がろうとしても、脚がゆがんでしまって、
自分の思う方向に動かせない、
それでも何度も何度もチャレンジして、ため息ついてます。

頑張ってます。



時間を見つけては、この夏はリメ缶作りをしてました。



初めてリメ缶を作る方の参考になるか、ならないかわからないけど、
私のリメ缶作りの方法を書いてみました。

自分で作ったリメ缶に、自分で増やした苗を植えつけたものです。
見栄えのよくない苗もありますが、自分で増やした仔たちなので、
とても可愛いです。(笑)

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ここら辺のお店は、つやなしのペンキが少なく、
いつも100均のアクリル絵の具を使います。
安くて色も豊富だし、ちょこっと使うには便利ですよね。

でも、そのままだとぶつかったときなど、ベロンといやなはげ方をします。
最後にニス塗りは欠かせません。

このペンキを見つけて使ってみました。下塗りとして使うといい感じでした。

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私のリメ缶作り(初心者の癖に恥ずかしいけど・・・)


①下敷について 
  下敷はダンボールがいい。
  新聞紙はくっついて、えらいことでした!
  100均のレジャーシートでもやってみたけど、ダンボールが一番いい!!
  使い捨てじゃありません。何度も使えるし、
  缶を乗せたまま運ぶこともできます。
  端のほうで色の調整や、筆をととのえたりためし塗りもできます。

②手袋について
  右利きの方は、使い捨ての介護用として売られてる手袋を右手に、
  左手には軍手をします。
  介護用のぴたっとした手袋をしたほうに缶を持つと、
  乾いてないと張り付いてしまい、
  せっかく塗ったところが剥がれてしまうことがあるからです。
  後で手を洗えばいい、という方はどうぞ素手で!

③やすりがけと底穴あけ
  缶にやすりをかけたほうが、密着度が高まります。

  この過程を省くと、キレイにぬれないし剥がれやすい。
  数多く作る時、電動サンダーを使ったらどうかと考えましたが、
  金属の粉が飛び散るのでやめたほうがいいようです。
  吸い込んだりあとの始末が大変です。
  紙やすりでもいいですが、
  100均でも売ってるスポンジ状のものが使いやすいです。
  金属製のやすりは短時間でできますが、深い傷がつくので
  塗料が多く必要になります。
  
  シーラー(下地)、ミチャクロンなどをつかえば、この過程を省略できます。
  自分はシーラーを使わないので、スポンジやすりをかけてます。
  最近の缶は、鮮やかなプリントがあったりするのでちょっと大変かも。
  全部はがさなくても、重ね塗りをすれば大丈夫です。
  このあと、塩水につけて2週間ほど放置すると、ホントにさびる。
  さびをはやく起こす薬品なども出てますね。
  
  底穴はこの段階であけます。
  ペイントした後だと、傷つくことがありますから。
  100均に金鎚も穴を開ける杭状のものも売ってます。釘でもいいですよ。
  塗料で埋まってしまうこともあるので、
  最後に錐でしっかり排水穴を開けておきましょう。
  最後にきりを差し込むと、大きさの調整もできます。
  自分の指を刺さないように!  


④缶について 
  コーヒー粉の缶やキャンディー、クッキーや紅茶の缶も利用。
  粉ミルクなんかもいいですね。
  大きな缶が欲しくて、わんこの蚊取り線香の缶も使ってみました。
  大量にほしいときは、イタリアンレストランなどで
  トマト缶をいただけるところを探す必要がありますね!
  バッグ型のみアルミ缶を使います。
  やはり質感はスチール(鉄)がいいです。
  
  100均でいろんなブリキ缶も売られてます。
  可愛いデザインのもの多く、貯金箱として売られてるものや、
  キッチンコーナーなどにも使えるものがありますよ。
  それらに少し手を加えると、自分だけのオリジナルのものができますね。
  空缶も販売されてます。どうしても蓋付を作りたい時に、使ってみました。
  
  家族やお友達に缶が欲しいことを伝えておくと、
  思わぬ形のものをいただけることも。頑張りましょう!
  (資源ごみをあさるのだけはやめましょう。
   今日は資源ごみの日、いいのが捨てられていて、欲しかった・・・笑っ)

④ 1回目のペイント 下地塗り
  何も考えず、刷毛で全体をペイント。乾燥。
  沢山作る時、デザインがはっきりしてなければ、
  アイボリーなんかを塗っておくといいです。

⑤ 2回目の塗装
  ハムスター用の砂に塗料を混ぜて塗ると、細かいザラ缶になります。
  このときは刷毛が塗りやすいです。
  あまりぐずぐずせず、結構大きな刷毛で一気に塗るほうが綺麗です。
  アクリル絵の具を使う場合、もさもさしてくるので水を少しだけ加えます。
  いらない陶器を使うと、洗えば何度も使えるし便利です。
  100均のコーヒーカップを、リメ缶塗料用に購入してもいいですね。
  

  川砂を混ぜると、不均一なでこぼこしたザラ缶になります。
  これはこれで味があります。この場合はスポンジのほうが塗りやすいです。
  少しずつ、砂と塗料をぽんぽんしていく感じ。
  
  砂の代わりに石灰を混ぜる人もいるそうです。まだやったことがありません。
  
  乾燥。
  もう一度塗ります。乾燥。

⑥ 錆感を出す
  アンバー・茶色・白・黒・など適当に混ぜながら、
  缶の上下や、好きなだけ汚す。やりすぎても大丈夫!
  スポンジだと角が模様になってしまうので、
  タオルを小さく切って綿をくるんで丸めて使ってもいい感じ。
  テルテル坊主のようなものです。
  上部を塗って乾燥、下部を塗って乾燥。

  どうしても一気にやりたい時はこんな方法もあります。
  ビンを持って上下塗ることができます。
  そのまま立てて乾燥できます。
 
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⑦ ラベルはりや、ステンシルなどを行う
  セリアのシールや折り紙、包装紙、
  インターネットでも無料配布などいろいろありますね。
  周りをちぎって、シールのふちをお線香で焦がすと、アンティークっぽい。
  英字新聞などもおしゃれです。
私は市の図書館でもらいました。
  
コーヒーにつけて乾かすといい色合いです。
  
  外国語の絵本などをコピーして使用してもいいなあ、
  と考えてますが、まだやってません。
  ラベルを作りすぎました。(笑)   
  ラベルは水溶きボンドを使用して貼り付けます。
  破らないように注意しながら、上から押さえて密着させます。


⑧ 再度、塗料でぽんぽんして、汚しの調整などを行う。
  上下もところどころ、ぽんぽんしてなじませる。
  シールの上からも薄くぽんぽんしてなじませるといい感じ。
  銀色を少し使うとアンティークっぽい感じが出せます。
  このときダンボールのあいてるところで、ぽんぽんしてみてから、本番!
  ダンボール活躍!
  貝殻を張ったりしても可愛です。(貝殻によっては気持ち悪くなった・・・)
  乾燥。

 つやなしのニスを塗装
  刷毛で一気に塗ります。乾燥。
  再度ニス塗りすると、表面が強くなります!!
  少しくらい爪を立てても剥がれません。


  出来上がり!
  指に木工ボンドを少しつけて、
  麻紐をくるくるによって、リボンに結んでも可愛い。
  乾くと固定されます。



  100均の缶を鉄さびで塗ったもの
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 川砂を利用し、貝殻を張ったものなど
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半つや塗料を塗ったもの
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ハムスターの砂を利用、セリアの折り紙をラベルにしたもの
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ツナ缶を使って。ハムスターの砂とおりがみのラベル
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スプレー塗料吹きつけ後、アクリル絵の具で仕上げたもの
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ぼこぼこした質感を作りたくて、ハムスターの砂を何度も塗り重ねたもの
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自分なりに試行錯誤している途中です。
なかなか思うようにできなくて。
リメ缶作るって言うと、興味ない人は笑うけど奥が深いですよね~
あくまでも初心者のメモと思ってくださいね。オハズカシイです。
自分が忘れそうだから。。。。。

何度も塗り重ねると、陶器っぽくなって素敵と思うこともありますが、
使用した絵の具代を考えると、ありゃっ!てことも。
簡単で経済的な方法で楽しい・・・・・を模索中です。
読んでくださってありがとうございます。